田中角栄の家系図徹底解剖!政財界を動かした闇将軍と血縁の真相
新潟県刈羽郡二田村(現・柏崎市)の貧しい農家に生まれた田中角栄。その血統が日本の頂点へと駆け上がる起点となったのは、上京後の土木建築業での成功と、妻・はなとの婚姻だった。角栄より7歳年上だったはなは、角栄が身を寄せた建築事務所の社長の娘であり、この結びつきが若き実業家・角栄の強固な経済基盤を築く足がかりとなる。
二人の間に生まれた長男・正法はわずか4歳で夭折。その深い悲劇のあとを継ぐように生を受けたのが、後に政界を揺るがす長女・田中眞紀子だった。角栄は愛娘を溺愛しながらも、自らの政治的後見人として厳しく薫陶を授けた。後継者不在の危機を乗り越えるべく、名門政治家・鈴木直人元代議士の息子である直紀を眞紀子の婿養子として迎え入れ、「田中家」の看板と地盤は強固に補強されることになる。政界の名門同士を結ぶ血縁と閨閥は、角栄が敷いた権力維持の精密な布石そのものだった。