崖の上のポニョ声優陣の現在とアフレコ裏話!豪華キャストの真相
本作の配役で最も大きな話題を呼んだのが、宗介の母・リサを演じた山口智子、ポニョの父・フジモト役の所ジョージ、そして海の女神・グランマンマーレ役の天海祐希という豪華な陣容です。宮崎駿監督は、声優専門のキャストではなく、実写映画やドラマ、タレントとして強い個性を放つ人物を積極的に起用しました。
アフレコ現場では、通常のアニメ制作とは一線を画すアプローチが取られました。山口智子は、車を激しく運転しながら息子を守る力強い母親像を創り出すにあたり、身体全体を使って感情を吐き出すような熱演を披露。所ジョージが演じたフジモトのどこか哀愁漂うコミカルなキャラクター像は、彼の独特な話し言葉の間(ま)とアドリブ感が色濃く反映されています。また、圧倒的な神々しさを求められた天海祐希は、低音の響きと包容力を活かした発声で「母性」と「神性」の融合を完成させました。こうした実力派たちの挑戦が、作品に類稀な立体感をもたらしたのです。