違法トレス素材の罠!プロが教える著作権リスク回避法と活用術
商業案件で素材を使用する場合、個人の趣味の範囲とは全く異なる厳格なチェックが必要だ。企業からの受注仕事で著作権トラブルが発生した場合、損害賠償請求だけでなく、業界内での信用を失うことになる。
商用トラブルを未然に防ぐためのプロの実践ステップを紹介する。
まず、素材の調達先を信頼性の高いプラットフォームに限定すること。「CLIP STUDIO ASSETS」のように、運営が利用規約を厳格に管理しているサービスや、大手素材出版社が手がける契約済みの素材集を利用するのが最も安全だ。
次に、ダウンロードした素材のライセンス契約書(利用規約)を必ずテキストデータとして保存しておくこと。「商用利用可」と書かれていても、「グッズ化しての販売は不可」「ゲーム素材としての組み込みは別料金」といった細かい条件が設定されているケースが多い。トラブルが発生した際、当時の利用規約を提示できる状態にしておくことが自衛に繋がる。
最後に、3Dデッサン人形の活用だ。近年はソフト上で体型やポーズ自由自在に変えられる3Dモデルが進化しており、自らカメラアングルを設定してポーズを作成すれば、著作権侵害のリスクは原理的にゼロになる。