空前のアートトイブーム!個人でソフビを作る全手順と販売の裏側
造形の出発点となる原型づくりには、大きく分けてアナログとデジタルの2つのアプローチが存在する。従来のスカルピー(ポリマー粘土)やワックスを使った手作業は、指先の感覚やヘラ遣いによって独特の温かみや微小なニュアンスを直接形にできる魅力がある。
一方で、近年急激に普及しているのがZBrushなどの3Dモデリングソフトと高精細な光造形3Dプリンターの活用だ。左右対称の正確な出力やパーツ同士のカンチャク(接合部)の寸法精度を極限まで高められるため、初心者でも完成度の高い原型を制作できるようになった。日本の玩具製造業が長年培ってきた金型作りのノウハウと最新のデジタル出力が組み合わさることで、個人のひらめきをロスなく実物に変換できる時代が到来している。