昭和を揺らした新御三家の真実!歌謡界を変革した熱狂と絆の軌跡
劇場型コンサートから巨大スタジアム公演へのシフトを決定づけたのも、彼らが残した大きな功績だ。特に西城秀樹が1979年に放ったメガヒット曲『YOUNG MAN (Y.M.C.A.)』は、老若男女が同じ振り付けで腕を掲げるという、日本初の大規模な参加型ポップカルチャーを生み出した。
後楽園球場をはじめとする巨大野外会場での単独コンサートは、それまでの日本の興行界では無謀とされていた規模だった。しかし、地響きのようなコール&レスポンスと豪快な特殊効果を駆使したステージは、観客との一体感を極限まで高めた。音楽を「聴く」ものから「全身で体感する」ものへと変革した彼らの試みは、その後の野外フェスやドームツアーの原型となっている。