違法トレス素材の罠!プロが教える著作権リスク回避法と活用術
人気イラストレーターのさいとうなおき氏は、自身の知見を発信するなかで、トレースという手法の功罪について度々言及している。彼が提唱するのは、「トレスは絵の上達のための補助輪であり、依存するための道具ではない」という姿勢だ。
解剖学的な骨格の理解を深めるために正当な素材の上からアタリを取る練習は非常に有効だ。しかし、完成画にそのままトレースした線を残すような制作スタイルばかりを続けていると、オリジナルの画力や線の魅力が削がれてしまう。
プロのアトリエで行われている「正しい作法」とは、素材をそのままなぞるのではなく、ポーズの遠近感や重心の位置を確認する「参考ガイド」として画面の端に置き、自分の線で再構築することだ。これによって著作権侵害のリスクをゼロにしつつ、制作スピードと画力を同時に向上させることができる。