三船美佳の16歳結婚劇に潜む心理的支配と問われる芸能界の暗部
現代の国際基準において、未成年者を懐柔して親密な関係へと誘導する行為は「性的グルーミング」として厳しく糾弾される対象だ。欧米では刑事罰の対象となるケースも珍しくない。合意があったかのように見えても、権力勾配が存在する関係性において、未成年者の真の「自由意志」は成立し得ないからだ。
三船のケースを巡る議論でも、この概念が焦点となる。精神的依存を促し、外部への相談を躊躇わせる心理的虐待・支配関係の手法は、まさにグルーミングの手法と重なり合う。結婚という公的な契約を結ぶことで虐待関係が不可視化され、周囲の大人が異変を察知しても介入できない『家庭内の密室』が完成してしまった。