ドラクエ7リメイクの評価はなぜ割れる?Ps版との違いと賛否の真相
仕様のカジュアル化が進んだリメイク版であっても、作品の根底に流れる重厚なシナリオとボリューム感は一切損なわれていません。メインストーリーをクリアするだけでも約60〜80時間、やり込み要素を含めると100時間以上を要する大長編構成は健在です。
本作の代名詞とも言える「鬱展開」の数々は、3Dグラフィックと繊細なキャラクターモーションによって、より生々しくプレイヤーの感情を揺さぶります。滅びゆく村を救ったはずが人間の身勝手さや猜疑心によって後味の悪い結末を迎える「レブレサック」や、哀愁漂う「ウッドパルナ」など、各地のダークな群像劇はリメイク版でも強烈なインパクトを放っています。
そして、序盤最大のターニングポイントである「種泥棒」ことキーファの離脱イベントも、美麗なイベントシーンでより情緒的に演出されています。幼馴染との突然の別れと、丹精込めて育成した戦力を失う喪失感は、リメイク版から触れたプレイヤーにとっても語り草となるほどの衝撃を与え続けています。