「万病に効く奇跡の水」という幻想。Snsで急拡散する「重曹・クエン酸」健康法の嘘と真実

「万病に効く奇跡の水」という幻想。Snsで急拡散する「重曹・クエン酸」健康法の嘘と真実

「万病に効く奇跡の水」という幻想。Snsで急拡散する「重曹・クエン酸」健康法の嘘と真実に関する主要なデータを分かりやすく解説いたします。

「現代人の体は酸性に傾いており、それが病気の原因だ。だからアルカリ性の重曹水を飲んで中和しなければならない」。この一見、科学的で分かりやすいロジックこそが、多くの人々を惹きつける最大の罠である。

人間の体には「ホメオスタシス(恒常性)」という極めて精密な機能が備わっている。血液のpH値は、呼吸や腎臓の働きによって常に「7.35〜7.45」の弱アルカリ性に保たれている。食事や飲み物によってこの数値が簡単に揺らぐことはない。もし本当に酸性やアルカリ性に大きく傾くようなことがあれば、それは「アシドーシス」や「アルカローシス」と呼ばれる生命の危機に関わる重篤な状態である。重曹水を一杯飲んだところで、体質が劇的に変わるわけではないのだ。

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伊藤 翔太

伊藤 翔太

フード&トラベルライター

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。