つば九郎の中の人は誰?年俸交渉の裏側と契約の真相を独自取材
かつてリリースされた「つば九郎音頭」をはじめ、CDデビューや書籍の出版など、球団の枠組みを超えたカルチャーアイコンとしての活躍は枚挙にいとまがない。日本のスポーツ界において、マスコットは長年「子どもたちと触れ合う愛らしい存在」として定義されてきた。だが、つば九郎はその既成概念を粉々に打ち砕き、「大人が共感できる毒と哀愁」をエンタメとして確立させた先駆者だ。
社会の理不尽さを代弁し、権威を恐れずに切り込む姿勢に、現代人はある種の爽快感を覚えている。単なる着ぐるみではなく、独立したタレントであり、スタジアムの空気を支配する批評家。だからこそ、神宮のグラウンドでビール腹を揺らしながら歩くその姿に、老若男女が惜しみない拍手を送るのだ。