熊本屋台村の夜を遊び尽くす!名物グルメと球磨焼酎の完全案内
細い通路の両脇にぎっしりと並ぶのは、厳しい審査を経て選ばれた個性豊かな18の店舗だ。各店が競い合うように掲げる看板メニューの数々は、熊本の豊かな大地と有明海・不知火海の恵みをストレートに伝えてくる。
まず外せないのが、鮮度抜群の馬刺しだ。赤身の引き締まった旨味と、とろけるようなタテガミの脂が舌の上で溶け合う。ショウガと甘口醤油が引き立てる肉のコクは、一度味わえば記憶に刻まれる。さらに、地元産あか牛の串焼きや天草大王の炭火焼き、揚げたての辛子蓮根といった伝統的な郷土料理が、現代的なアレンジを加えて提供される。小皿スタイルでテンポよく提供されるため、1軒あたり20〜30分でテンポよく回遊できるのもこの横丁ならではの醍醐味だ。
屋台ごとの仕切りが低く、厨房の躍動感がそのまま客席へ伝わってくる。職人が鉄板を操る小気味よい金属音、炭床に脂が落ちる瞬間の爆ぜる音。五感を刺激する演出が、訪れる者の食欲を否応なく掻き立てる。