世界が注目する太古のロマン!瑞浪市化石博物館と採集体験攻略法
この地域が一際特別なのは、足元に広がる「瑞浪層群」と呼ばれる豊かな地層の存在があるからにほかならない。新生代新第三紀中新世(約1800万年前)の砂岩や泥岩が幾重にも層をなし、当時の温暖な海に生息していた貝類、甲殻類、魚類、さらには植物の化石までが、タイムカプセルのように完璧な状態で保存されている。
土壌の化学的性質が優れているため、微小な化石の微細な表面構造まで鮮明に残る。NHKスペシャルの科学番組等でも幾度となく取り上げられてきたこの地層は、当時の地球規模の気候変動や海洋環境の変遷を読み解くための「標準指標」として機能している。一歩足を踏み入れるごとに、足裏を通じて地球の悠久の歴史が伝わってくるかのようだ。