【2026年紅白】「なぜあの人が?」落選リストに見るNhkの冷徹な数字主義と、置き去りにされた国民的感情
かつて紅白の背骨であった演歌・歌謡曲の枠は、今年もさらに削られた。地方の高齢者にとって、大晦日に馴染みの演歌歌手を見ることは一年の締めくくりそのものだ。しかし、視聴率の低下と若年層へのアピールを焦る制作陣にとって、彼らは真っ先に削減対象となる。
「うちのおばあちゃんが楽しみにしていた歌手が出ない」というSNSの投稿は、単なる愚痴ではない。テレビというメディアが、最も忠実な顧客であった高齢層を切り捨て、実体の見えないタイパ重視の若者に媚びを売っている構図が、ここにも透けて見える。