静寂と威容の巨刹へ!大本山總持寺の歴史と知られざる見どころ
總持寺では、全国から集まった「雲水(うんすい)」と呼ばれる修行僧たちが、厳しい規矩(きく)のもとで共同生活を送っている。午前3時過ぎの起床から始まり、坐禅、朝課(読経)、境内各所の清掃(作務)、そして食事に至るまで、すべての所作が禅の修行そのものだ。
禅宗において、食事をいただくことや廊下を拭き清めることは、坐禅を組むことと同等の崇高な行為とされる。一切の無駄口を慎み、一汁一菜の精進料理を感謝とともに一粒も残さずいただく「応量器(おうりょうき)」の作法には、命をいただくことへの徹底した敬意が込められている。
境内に身を置いていると、素足に草履を履いた雲水たちが無言で、しかし俊敏に行き交う姿に出くわす。その引き締まった表情と流れるような無駄のない身のこなしに、参拝者は思わず背筋を正される。何気ない日常の動作一つひとつに心を注ぐ――。情報過多で慌ただしい現代社会を生きる私たちにとって、總持寺の修行僧たちが体現する生き方は、何よりも雄弁に心の整え方を教えてくれている。 (出典: 曹洞宗 大 本山 總 持寺(Yahoo!ニュース))
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