高市早苗氏の靖国参拝と政権構想:独自取材で迫る外交波乱の裏側
春季例大祭や秋季例大祭の時期が訪れると、九段の境内には異様な緊張感が漂う。超党派で構成される「みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会」が集団参拝を行うなか、高市氏が単独で本殿へと向かう姿は、常にメディアのフラッシュを浴びてきた。
彼女は集団の枠に埋没することを好まない。玉串料を私費で納め、「国務大臣」や「衆議院議員」の肩書をどのように記すかという形式論を超え、自らの意志で階段を上がる。その姿は、集団参拝に加わる同僚議員たちに対しても無言の圧力をかけている。参拝を見送る閣僚とのコントラストを際立たせる演出は、極めて計算された政治パフォーマンスとしても機能しているのだ。