なぜ停車本数が少ない?新尾道駅の秘められた利便性とロケ地巡り
新尾道駅は1988年、地元自治体や企業などの強い要請と資金拠出によって設置された、いわゆる「請願駅」として開業した歴史を持つ。山陽新幹線の建設当初には計画されていなかったものの、地域経済の発展と観光振興を掲げて誕生した経緯がある。
現在、JR西日本が推進する山陽新幹線のダイヤ戦略において、こだま号は単なるローカル移動の足にとどまらない。新車両の導入や居住性の向上、指定席の快適化が進められ、のぞみのような超過密列車の喧騒を嫌う旅行者にとって「急がない贅沢な移動空間」として再評価されている。この流れが、静寂を保つ新尾道駅の価値を押し上げる結果となっている。