サムスンの正体とは?韓国発の巨大財閥が仕掛ける世界覇権の裏側
現在のグループの舵取りを担うのは、創業家3代目の李在鎔(イ・ジェヨン)会長だ。司法リスクやグローバルな規制強化の荒波を乗り越え、彼が推し進めるのは「ニュー・サムスン」への構造改革である。
同族経営が生み出す超高速のトップダウン決断と、欧米流の徹底した成果主義。このハイブリッドな統治モデルこそが同社の強みだ。意思決定の遅れが命取りとなるハイテク業界で、数百億ドル規模の設備投資を一気に下すスピード感は、ライバルたちにとって最大の脅威であり続けている。