【2026年最新検証】トヨタ Bz4Xは「買い」か「見送り」か?進化を遂げたEvの本音と日本の充電インフラの現実
発売当初、多くのEVファンや自動車ジャーナリストから指摘されたのが、冬場の急速充電速度の低下と、バッテリー保護を最優先するあまり保守的すぎた制御システムだった。1日に利用できる急速充電の回数制限や、残量表示の刻み方に不満を抱くオーナーも少なくなかった。
しかし、年次改良と継続的なソフトウェアアップデートを経て、2026年モデルのバッテリーマネジメントシステム(BMS)は劇的な変革を遂げている。バッテリーのプレコンディショニング(事前温度調整機能)が最適化され、目的地としての急速充電スポットを設定しておけば、到着時にはバッテリーが最も効率よく充電を受け入れられる温度にコントロールされるようになった。
実際に長距離ドライブを敢行してみると、30分間の急速充電で得られる走行距離は初期型と比較して確実に伸びている。かつてのように「充電スタンドに寄り添うようなドライブ計画」を強制される場面は減り、ガソリン車からの乗り換えでも違和感の少ない運用が可能になりつつある。