見落とされがちな精神的支配。専門家が明かす毒親の特徴と自立術
目立った暴力がない家庭であっても、子どもが息苦しさを抱え続けるケースは少なくない。専門家が指摘する見落としがちな危険信号の代表例が、境界線の曖昧さだ。進学先や就職先、交友関係、あるいは日々の服の嗜好に至るまで、親がアドバイスという名目で指示を与え、子どもの選択権を無意識に奪う行為がこれに該当する。
また、情緒的な依存も深刻なサインだ。親自身の不満や孤独感を解消するために子どもを相談相手にし、「あなただけが理解者だ」と持ち上げる一方で、親の意に沿わない行動をとると途端に「恩知らず」「裏切り者」と冷淡な態度をとる。このような感情の乱高下に晒された子どもは、常に親の顔色を伺い、自発的な感情や欲求を押し殺す癖を身につけてしまう。