ヴェールを脱ぐ北朝鮮最高学府のリアル:2026年、ロシア急接近とサイバー戦術が変える「金日成総合大学」の現在地
学生たちの生活様式も劇的に変化した。現在のキャンパスを歩くエリート学生たちは、平壌産の最新スマートフォン「平壌」や「三池淵」を手に、独自に構築された国内イントラネット「妙香(ミョヒャン)」を通じて講義ノートや論文を共有している。
彼らは特権階級の家庭出身であり、平壌市内でも選り好みの住環境を享受している。しかし、その優雅な生活の裏には常に厳重な相互監視の目が光る。スマホ端末には政府指定の監視アプリが常時作動し、許可されていない外部情報の閲覧や韓流コンテンツの視聴は即座に除籍、さらには政治犯収容所送りという過酷なリスクと背中合わせだ。先進的な知識を得ながらも思想的には完全に統制されるという、極端な二面性がここには存在する。