2026年、現場が激変する——自律型Aiと量子技術が爆発した「次世代テクノロジー大展」総力ルポ
2025年までのAIブースといえば、チャットボットや文章生成の補助ツールが主役だった。しかし、今年の会場で異彩を放つのは、人間からの指示を待たずにタスクを実行・完了する「マルチエージェントシステム」だ。自律型AIが社内APIを叩き、在庫調達から請求書発行、顧客交渉の初期対応までを一気通貫で完結させるシナリオが現実のものとなっている。
ある国内大手SIerのデモブースでは、ECサイトの障害発生から原因特定、コード修正、自動デプロイ、さらには影響を受けたユーザーへの詫び状送付までをわずか90秒で処理するAIエージェント群が実演された。集まったIT部門長からは、感嘆の声とともに「自社の情報システム部の役割を根底から見直さなければならない」という強い危機感が漏れていた。