【2026年最新】「トカゲ」「ヤギ」なぜ動物や星座?台風の名前が決まる意外な舞台裏とアジア14カ国の知られざるルール
140個のリストをじっくり眺めると、ある面白い事実に気づく。日本が提案した10個の名前は、そのすべてが「天体の星座」に由来しているのだ。
「コト(こと座)」「ヤギ(やぎ座)」「ウサギ(うさぎ座)」「カジキ(かじき座)」「トカゲ(とかげ座)」「クジラ(くじら座)」「コンパス(コンパス座)」「ヘビツカイ(へびつかい座)」「ワシ(わし座)」「テンビン(てんびん座)」。テレビの気象情報で「台風トカゲが接近中」と聞くと、地を這う爬虫類を想像して驚くかもしれないが、気象庁の本来の意図は「夜空に浮かぶトカゲ座」である。
なぜ中心的な自然物や動植物ではなく「星座」なのか。気象庁によれば、特定の企業の商標や個人名を避け、利害関係が発生しにくい中立的なテーマとして選ばれたという。また、特定の国や地域で不吉とされる単語を避ける配慮も含まれている。夜空を見上げれば誰にでも均等に存在する星々の名前。そこには、極めて冷静で実務的な判断があった。