【2026年最新現地ルポ】武蔵小杉で変貌を遂げた「自由と進歩」——法政二中高が共学化10年で切り拓く「自走型探究」のリアル
同校の教育ピラミッドの中心に君臨するのが、中学から高校まで段階的に積み上げられる「課題解決型・探究学習」だ。定期試験の点数だけを追い求める暗記型学習とは一線を画し、社会課題に対するリサーチ、論文執筆、プレゼンテーションを徹底的に叩き込む。
特に特筆すべきは、隣接する法政大学の教授陣や大学院生と直接連携した高度なアカデミックプログラムである。生徒たちは法学部、理工学部、GIS(グローバル教養学部)など多彩な学部の知見に触れ、高校生の段階で大学レベルの研究手法を体験する。取材日に見学した探究発表会では、AI倫理の法整備から都市部におけるフードロス削減策まで、現場の課題に肉薄した質の高い論考が次々と披露され、傍聴した大人たちを唸らせていた。