【2026年最新ルポ】博多から3分、「竹下駅」周辺が空前の人気住宅街に化けた理由——再開発とカルチャーが交錯する街の現在地
博多駅から一駅というロケーションが持つ潜在能力は計り知れない。通勤や通学の移動ストレスは限りなくゼロに近い。朝のラッシュ時間帯であっても、電車に乗っている時間はほんの数分だ。仮に深夜まで仕事や会食が長引いたとしても、タクシーはもちろん、徒歩や自転車でも容易に帰宅できる距離感が、都市生活者の自由度を劇的に高めている。
かつての竹下は、普通列車しか止まらない地味な駅という立ち位置だった。しかし、博多駅周辺のオフィスビル供給ラッシュや地価の上昇が続く中で、「都心に極限まで近い穴場」としての価値が一気に顕在化。単なる通過点に過ぎなかった駅前は、多様な人々が昼夜を問わず行き交う生活のハブへと姿を変えた。