杏と母親の泥沼裁判と宗教問題…絶縁に至った真相と現在の姿に迫る

杏と母親の泥沼裁判と宗教問題…絶縁に至った真相と現在の姿に迫る

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華やかな表舞台での活躍とは裏腹に、家庭内では長年にわたり歪みが広がっていた。すべての引き金となったのは、実父である名優・渡辺謙の闘病生活だったと言われている。病魔との闘いが続くなか、実母は心の平穏を求めて特定の宗教団体へと傾倒。信仰そのものは個人の自由であるものの、問題はそれに伴う常軌を逸した資金流出だった。

教団への巨額の献金により家庭の財務状況は瞬く間に破綻。気がつけば2億円を超える巨額の借金が重くのしかかっていた。当時まだ若かった彼女は、家計を助け返済を背負うべくがむしゃらに働くしかなかったのだ。だが、苦難はそれだけにとどまらなかった。

個人事務所を設立し実母を代表に据えて活動していた時期もあったが、不透明な資金運用や宗教問題をめぐる意見の相違は埋まらなかった。苦渋の決断として事務所を退社し独立を決意した彼女に対し、実母側が提起したのが「得られるはずだった利益」など約12億円の支払いを求める訴訟だった。実の親が娘を訴えるという衝撃の展開。長引く法廷闘争の末に和解は成立したものの、親子の信頼関係は修復不可能なまでに破壊され、現在も完全なる絶縁状態が続いている。

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池田 達也

池田 達也

マネー&キャリアエディター

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。