愛犬が泣いて喜ぶ!最新の解剖学が明かす正しい撫で方とNg部位
一方で、飼い主が無意識に触りがちな部位の中には、犬にとって強い不快感や脅威となる「NG部位」が存在する。狼を先祖に持つイエイヌ(Canis lupus familiaris)の防衛本能を理解しなければ、せっかくの愛情表現が裏目に出てしまう。
最大のNGポイントは、頭頂部を上から上書きするようにポンポンと叩いたり撫でたりすることだ。人間の手が頭上から覆い被さる動作は、犬の視界を遮り、捕食者からの攻撃を連想させる。また、足先(肉球)や尾、お腹の急所付近は、自己防衛反応が強く働くエリアだ。信頼関係が完全に構築されていない段階で無理に触れると、身構えて唸り声を上げる原因にもなりかねない。