愛犬のしゃっくりが止まらない?原因と止め方・危険な病気のサイン
犬のしゃっくりは、胸腔と腹腔を隔てている筋肉の膜である横隔膜が不随意に痙攣(けいれん)する現象です。横隔膜が突発的に収縮すると同時に声門が急速に閉じるため、特徴的な「ヒック」「クッ」という音とともに体がリズミカルに跳ねます。
この痙攣を引き起こす主な引き金は、横隔膜をコントロールする「迷走神経」や「横隔神経」への刺激です。例えば、ごはんを一気に飲み込んで胃が急激に膨らんだり、冷たい水を飲んで消化器が刺激されたりした際に神経が過敏に反応します。また、激しい運動の後や興奮状態で呼吸が浅く速くなったタイミングでも、横隔膜のリズムが乱れてしゃっくりが発生しやすくなります。
健康な成犬であれば、発生から数分から30分程度で自然に治まるのが一般的です。犬自身も痛みを感じているわけではないため、機嫌よく過ごしているようであれば過度に神経質になる必要はありません。