愛子さまのティアラ新調なぜ見送り?黒田清子さん借用と制作費の真相
皇室の財産管理は、厳格な皇室経済法に基づいて運用されている。皇族方が身につけるティアラには、大きく分けて二つの性質が存在する。「宮廷費」で作られる国有財産としてのティアラと、「内廷費」で作られる私有財産としてのティアラだ。
宮廷費で制作された場合、そのティアラは国の所有物となる。皇族が結婚等によって皇籍を離脱する際には、国庫に返納しなければならない。一方で、内廷費から支出された場合は私有物となるため、皇籍離脱後も本人が持ち続けることができる。清子さんのティアラが今も手元にあり、愛子内親王へ貸し出すことができたのは、私費で作られた経緯があったからに他ならない。
もし愛子内親王のために公費でティアラを新調すれば、それは将来的に国へ返納される国有財産となる。しかし、私費で賄うとなれば内廷会計への負担が大きい。いずれのルートを選択するにしても、税金の使途や皇室財産のあり方に直結するため、宮内庁は極めて慎重な姿勢を取り続けている。