「Always」に秘めた真実!スネイプ先生の名セリフ15選と考察
『ハリー・ポッター』シリーズ全体を通じ、最も多くの読者と観客を涙させた言葉がある。それが、アルバス・ダンブルドアの問いかけに対して放たれた、たった一言のセリフ「Always(永遠に)」だ。
クライマックスとなる『ハリー・ポッターと死の秘宝』の「憂いの篩(ふるい)」の記憶において、スネイプが自身の守護霊(パトローナス)を召喚する場面は圧巻である。彼の杖の先から現れたのは、ハリーの母・リリーと同じ「牝鹿」だった。ダンブルドアが「これほど長い年月が経ったというのに(After all this time?)」と驚きを隠せずに尋ねた際、セブルス・スネイプは迷いなく答えた。「Always(永遠に)」。
原作者J.K.ローリングが作品全体に散りばめた伏線の中でも、この一言は最大のハイライトと言える。幼少期からの想い人であったリリー・ポッターを亡くして以降、彼はリリーの息子であるハリーを陰から守り続けていた。ハリーに対する嫌悪感は本物であったものの、その瞳に宿るリリーの影を見つめながら、己の命を賭して護衛の任務を果たしていたのだ。