白地に赤の真相!日の丸のデザイン規定と知られざる歴史の深層
外交や国際ビジネス、スポーツのメガイベントにおいて、国旗の扱いは一国の尊厳に関わる極めて繊細な問題だ。特に国際儀礼(プロトコルにおいて、国旗に対する不敬や誤用は重大な外交摩擦を引き起こしかねない。
国旗掲揚における鉄則は「すべての国旗を同等に扱う」ことだ。国連加盟国の間では、国力の大小に関わらず旗のサイズを同一にし、同じ高さに掲げるのが基本原則となっている。2カ国の国旗を並べる場合、ホスト国の位置から見て右側(向かって左側)が上位(名誉ある位置)とされ、ここにゲスト国の国旗を配置する。
避けるべき重大なタブーも存在する。
旗を地面や床、水面に接触させることは国際的に厳禁とされており、破損や汚損のある旗の掲揚も許されない。また、哀悼の意を示す「半旗」の掲揚では、一度ポールの最上部まで引き上げてから半旗の位置まで下げ、降納する際も一度最上部まで上げてから降ろすという厳密な所作が求められる。デジタル時代の国際交流が増えるなか、実空間におけるこうしたプロトコルの遵守は、かえってその価値を高めている。