保育士の名札キャラクターに落とし穴?著作権ルールと防犯対策
市販の生地やイラストを切り抜いて名札に貼り付ける行為は、個人としてのささやかな手作りに思える。だが、法律の観点に照らすと話は別だ。個人の家庭内で完結する私的使用とは異なり、保育所や幼稚園といった組織・職場で業務の一環として使用する場合、著作権法の複製権や翻案権に接触する可能性が極めて高い。
特に株式会社サンリオやウォルト・ディズニー・カンパニーをはじめとする世界的大手企業が保有するIP(知的財産)は、権利管理が厳格そのものだ。拡大を続ける世界のキャラクターライセンス市場においても、無許諾の商用利用や二次使用には厳しい目が向けられている。直接的に金銭を得る営利目的ではなくても、事業活動の一環として園内で無許諾キャラクターを露出させることは、法的なトラブルを引き起こす潜在的リスクを孕んでいるのだ。