北欧サスペンスの最高峰『ザ・ブリッジ』犯人の正体と衝撃の結末
物語の起点となるのは、スウェーデンのマルメとデンマークのコペンハーゲンを結ぶ巨大な橋の中央で発見された変死体です。被害者は上半身がスウェーデンの女性政治家、下半身がデンマークの娼婦という、国境線を跨いで結合された異様な状態でした。この異常事態を受け、スウェーデン側からは型破りで論理一徹な女性刑事サーガ・ノレーン、デンマーク側からは家庭的で人情派のベテラン刑事マーティン・ロードが派遣され、合同捜査チームが結成されます。
犯人は自らを「真実のテロリスト」と名乗り、法の不平等、ホームレス問題、過剰な精神医療など、現代社会が抱える病理を白日の下に晒す劇場型犯罪を次々と展開。二人の捜査官は文化的・性格的な衝突を繰り返しながらも、知能犯が仕掛ける壮大な罠の深淵へと足を踏み入れていきます。
単なる謎解きにとどまらず、北欧特有の冷徹な空気感や研ぎ澄まされた映像美、そして人間の業を抉り出す重厚な脚本が、視聴者を画面に釘付けにする最大の魅力となっています。