コンタクトの酷い乾燥にサヨナラ!眼科医が明かす正しい目薬選び
朝、装着した瞬間は快適そのものだったレンズが、時間の経過とともにゴロゴロし始める。この現象の背景には、単なる水分不足にとどまらない複雑な眼球の生理現象が存在する。コンタクトレンズは角膜の上で涙の膜に浮いている状態だが、レンズ自体が涙を吸収して蒸発を促進させてしまうため、瞳の保護膜が極限まで薄くなるのだ。
ドライアイ研究のパイオニアとして知られる坪田一男医師らの研究でも指摘されている通り、ディスプレイに集中するとまばたきの回数は平時の3分の1程度まで激減する。不完全なまばたきが増えると涙の油分を分泌するマイボーム腺が正常に機能せず、水分の蒸発スピードが加速する。レンズという物理的障壁と瞬目不足のダブルパンチが、夕方の強烈な乾燥感の正体だ。