氷上からJoc理事へ!高橋成美の覚悟と熱血解説が紡ぐ新時代
日本のペアフィギュアスケート界において、高橋成美が刻んだ足跡はあまりにも大きい。かつてマーヴィン・トランと組んだペアでは、2012年の世界フィギュアスケート選手権で日本勢史上初となる歴史的な銅メダルを獲得した。小柄な体を極限まで研ぎ澄まし、世界屈指の高さと飛距離を誇るスロー技で海外勢と互角以上に渡り合った姿は、いまなおファンの脳裏に焼き付いている。
その後、当時シングル選手だった木原龍一を誘って新ペアを結成。ゼロからのスタートという過酷な道のりを経て、2014年のソチオリンピック日本代表の座を勝ち取った。木原との挑戦は、単なる一大会の出場にとどまらず、現在の日本ペアが世界トップへと登り詰める礎となった。彼女が切り拓いた轍(わだち)があったからこそ、今日の日本のペアシーンが存在する。