ボキャブラ芸人の現在2026|天下を取った勝者と引退組の光と影
ボキャブラ天国を語る上で欠かせないのが、番組の屋台骨を支えた爆笑問題とネプチューンの存在です。
爆笑問題は、番組開始前からの事務所独立騒動による干され時期を乗り越え、ボキャブラの舞台を「這い上がるための最後のチャンス」と位置づけていました。キャッチコピー「不発の核弾頭」の通り、切れ味鋭い時事ネタと不条理なボケを連発し、瞬く間にトップランカーへ登り詰めます。太田光は当時を振り返り「ダジャレ番組と割り切りつつも、絶対に一番面白いネタを放り込んでやろうと必死だった」と語っています。
一方、堀内健の予測不能なナンセンスギャグ、原田泰造の強烈なキャラクター、名倉潤の完璧な仕切りで爆発的な支持を集めたのがネプチューンです。彼らが放つトリオならではのグルーヴ感は、当時の若者カルチャーそのものでした。
キャブラー最高月収の噂とバブルの狂騒
当時、過熱するブームの中で囁かれたのが出演者たちのギャラ事情です。学園祭シーズンにはヘリコプターで1日何校もハシゴし、営業だけで「月収数百万円から1000万円を超えた」という証言が後年語られています。しかし、この熱狂こそが次なる試練の引き金ともなりました。