成果を劇的に変えるムードボード:超一流が明かす世界観設計の極意
世界最高峰のデザインファームPentagramや、日本のデザイン界を牽引する原研哉の仕事に目を向けると、ボードの役割はさらに深い次元へと昇華される。原研哉が提唱する「白」や「エンプティネス(空)」の概念のように、何を描くかではなく「何を削ぎ落とすか」を可視化する行為こそが、卓越したビジュアルブランディングの真髄だ。
Pentagramのパートナーたちが手掛けるアイデンティティ設計においても、ボードは単なる装飾のアイデア出しではない。ブランドの哲学、タイポグラフィの骨格、触覚的な質感までもが一貫したストーリーとして編み込まれる。研ぎ澄まされたクリエイティブディレクションは、混沌から純度の高い本質だけを抽出する。