川崎麻世とカイヤ泥沼離婚裁判の全貌と今明かされる二人の現在地
膠着状態を破ったのは、川崎側からの宣戦布告だった。2018年、川崎麻世は東京地方裁判所に離婚を求める訴訟を提起。これに対し、カイヤ側も慰謝料などを求めて反訴し、全面対決の火蓋が切って落とされた。それまでテレビのネタとして語られていた夫婦の不仲が、民事訴訟という公の司法の場へと持ち込まれた瞬間だった。
法廷で提出された証拠の数々は、かつてのバラエティ番組のトーンとは打って変わって陰鬱を極めた。日常的な暴言や精神的ストレスの告発、DV疑惑、婚姻費用の未払い主張、さらには双方の異性関係に関する生々しい暴露。東京地方裁判所での弁論期日には多くの報道陣が詰めかけ、芸能界の裏側にある赤裸々な対立が次々と白日の下に晒された。
この泥沼の離婚訴訟は、第一審判決で離婚が認められた後も控訴審へと縺れ込み、最終的な判決確定まで数年の歳月を要した。司法が下した結論は明確だった。婚姻関係はすでに完全に破綻しており、修復の余地はないという判断である。勝者なき法廷闘争。紙の上に記された判決文は、およそ30年間に及んだ二人の歴史に、あまりにも冷ややかな終止符を打つこととなった。