窓と玄関のわずかな隙間から害虫を完全遮断!プロ直伝の防虫術
家屋の気密性が向上したとされる現代建築であっても、可動部であるサッシやドア枠には構造上の逃げが設計されている。この逃げこそが盲点だ。公益社団法人日本ペストコントロール協会の関係者によると、ゴキブリの幼虫はわずか0.5ミリ、成虫であっても2ミリ程度の高低差があれば体を平たくして容易にすり抜けるという。
防虫薬剤のパイオニアであるアース製薬株式会社の生態研究データでも、屋内侵入型害虫の約7割が窓サッシの交差部や換気口、玄関下部の隙間を経由している実態が浮き彫りになっている。光や室内の生活臭に引き寄せられた虫は、サッシのレールの凹凸を伝って歩行し、接触した隙間へ反射的に潜り込む。毒餌剤や忌避剤を室内に置くだけでは対症療法に過ぎず、害虫防除の根本は「外から入れない境界防衛」にあると専門家は口を揃える。