大阪・西成「萩の茶屋」激変の再開発計画と治安の真相を現地追跡
南海電気鉄道高野線の萩ノ茶屋駅周辺は、再開発の最前線として熱い視線を集めている。難波からわずか数分という抜群の立地でありながら、長年アンタッチャブルとされてきたこのエリアに、都市開発・不動産業の資本が怒涛の勢いで流れ込んできた。
高架下の薄暗い空間には、かつて立ち飲み屋やジャンク品を扱う露店が犇めいていた。しかし今、耐震補強工事とともにスタイリッシュな複合商業スペースやシェアオフィスへの転換計画が進む。駅前に立つと、錆びついたトタン屋根と洗練された鉄骨構造が奇妙なコントラストを描いている。交通インフラの近代化は、単なる移動の利便性を超えて、街の階層そのものを塗り替えようとしている。