大人の顔が激変?おたふく風邪の腫れ写真と重症化リスク徹底解説
成人の発症において最も恐れられているのが、取り返しのつかない後遺症を残す合併症の存在だ。日本感染症学会をはじめとする専門家組織が警戒を促しているのが「ムンプス難聴」である。
ムンプス難聴は、ウイルスが内耳の蝸牛を直接攻撃することで発症する急性高度難聴だ。多くは片側に起こり、前触れなく急激に聴力を失う。一度失われた内耳細胞の再生は極めて困難であり、有効な治療法が確立されていない。厚生労働省の調査報告でも、成人発症例での難聴リスクは決して稀ではないことが示されている。
さらに注意すべきは「無菌性髄膜炎」の併発だ。激しい頭痛、頻回な嘔吐、首の後ろが硬くなって前屈できなくなる項部硬直が現れた場合、直ちに救急搬送を含む厳重な医療介入が必要となる。