電波も届かぬ秘境で何が起きている?青荷温泉の幻想と予約争奪戦
現在、青荷温泉の宿泊予約は極めて過熱している。楽天トラベルやじゃらんnetといった大手宿泊予約サイトでは、販売枠が開放された瞬間に週末や紅葉・新緑シーズンの部屋が埋まる現象が常態化している。電波すら通じない不便な山奥でありながら、オンライン上では壮絶な争奪戦が繰り広げられているのだ。
取材によって判明した混雑回避の裏技は主に二つある。一つは、予約プラットフォームのキャンセル自動通知機能を活用し、宿泊日の3週間前から1週間前にかけて発生しやすい直前キャンセル枠を狙い撃ちすること。もう一つは、日帰り入浴客が集中する10時から15時の時間帯を避け、あえて火曜・水曜などの平日宿泊を選ぶルートだ。平日であれば、夕食前の16時前後や早朝の露天風呂をほぼ独占できる公算が高い。