ドクターX大門未知子の病気と余命宣告!衝撃の真相を徹底解剖
未知子の闘病劇において、涙なしには語れないのが神原名医紹介所の所長・神原晶(岸部一徳)との絆である。「未知子のいない世界に、私はいられない」と嗚咽を漏らした晶の姿は、冷徹なメロンと請求書の手渡しシーンとは対極にある、本物の家族愛そのものだった。
さらに、普段は権力闘争と保身に明け暮れる東帝大学病院の面々が、大門未知子という一人の命を救うためにプライドを捨てて連携する姿も圧巻だった。敵対していた医師たちをも動かしたものは、彼女がこれまで積み上げてきた「失敗しない医療」への純粋な敬意に他ならない。病院という巨大組織の欺瞞を突く本作が、最終的に「命を救う原点」へと回帰した瞬間だった。