東出昌大と唐田えりかの今|山暮らし再婚と復帰劇の知られざる真相
すべての発端は、濱口竜介監督が手掛けた2018年の日本映画『寝ても覚めても』だった。カンヌ国際映画祭のコンペティション部門にも選出され、世界的な評価を獲得したこの傑作の現場で、二人の距離は急速に縮まったとされる。スクリーンに映し出された息を呑むようなリアリティと惹かれ合う男女の空気感は、皮肉にも演技の枠組みを越えて現実を侵食していた。
事態が一変したのは2020年1月、『文藝春秋』の報道による暴露だった。当時、東出昌大には国民的な支持を集める女優・杏という妻と3人の幼い子どもがいた。清純派として頭角を現していた若手女優と、良き家庭人・実力派俳優として順風満帆だった男の密通は、瞬く間に列島中を巻き込む未曾有の芸能スキャンダルへと発展した。
世間の怒りは凄まじく、ワイドショーやSNSは連日この問題を取り上げ続けた。契約していたCMは次々と打ち切られ、出演作のお蔵入りや降板が相次ぐ。カンヌのレッドカーペットで浴びた華やかなフラッシュは、一夜にして二人を焼き尽くす糾弾の炎へと姿を変えたのである。