都筑阪急のデパ地下大刷新!地元民が選ぶ限定グルメと混雑回避術
首都圏郊外の百貨店が相次いで姿を消す厳しい逆風のなか、なぜこの店舗は熱烈な支持を集め続けているのか。その答えは、親会社であるエイチ・ツー・オー リテイリング株式会社が推進する、徹底した「地域密着・食特化」モデルにある。同社を率いる荒木直也社長のもと、グループの中核を担う株式会社阪急阪神百貨店は、従来のフルライン型百貨店という固定観念を脱ぎ捨て、郊外型マーケットに最適化したMD(商品構成)の再構築を進めてきた。
港北ニュータウンは、横浜市内でも屈指の人口増加と世帯所得の安定を誇る成熟したベッドタウンだ。都心へ通勤する共働き世帯や舌の肥えたシニア層が多く、求めているのは遠くの都心百貨店まで行かずとも手に入る「確かな品質の日常食」である。株式会社阪急阪神百貨店が培ってきた関西の洗練された食文化と、神奈川・東京のローカルなニーズを巧みに融合させた売り場作りが、競合ひしめく港北エリアで圧倒的なアドバンテージを生んでいる。