Evモーターズジャパンに囁かれる「やばい」疑惑と企業存続の深層
同社の主力モデルであるF8 series-4 EVバスは、長距離走行を可能にする独自のアクティブ・インバータ技術を最大の武器としてきた。バッテリー消費を抑え、走行効率を極限まで高めるアプローチは市場でも高い評価を得ていたはずだ。だが、走行距離が伸びるにつれて、現場からは足回りや電子制御系のマイナートラブルが報告されるようになっている。
安全性に直結するブレーキフィーリングの違和感や、ドア開閉センサーの誤作動など、商用電気自動車製造業として極めて基礎的な部分での不具合指摘が後を絶たない。既存の国内老舗ディーゼルバスメーカーが数十年の歳月をかけて培ってきた「壊れない頑健さ」と「泥臭い信頼性」の壁は、新興EVベンチャーが想像する以上に厚く、高い。