ふたご座流星群ピーク到達!極大の方角と肉眼で見る観測テクニック
多くの流星群の母天体は水と氷でできた彗星(すいせい)だが、この流星群をもたらすのは岩石質の「小惑星ファエトン」である点が極めて異例だ。かつて彗星だった天体がガスや氷を吐き出し尽くした姿なのか、それとも高速回転によって破片を撒き散らした岩石小惑星なのか、天文学者の間でも長年議論が続いている。
この謎を解き明かすべく、日本の宇宙航空研究開発機構(JAXA)が進めているのが深宇宙探査プロジェクト「DESTINY+(デスティニー・プラス)」だ。探査機がファエトンへと接近飛翔し、撒き散らされたダストや表面構造を詳細に分析する計画が進行している。私たちが夜空で目にする光は、将来の宇宙探査が挑む未解明の物質そのものなのだ。