給与明細の手取りが激減!五公五民に迫る税と社会保険料の真実
首相の石破茂率いる政権は、地方創生や実質賃金の持続的な底上げを掲げる。だが、その足元を支える財政・社会保障政策は極めて厳しい舵取りを強いられている。財務大臣を務める加藤勝信の眼前には、急速な高齢化に伴って膨張し続ける社会保障費と、膨れ上がった国債残高に対する利払い負担という二重苦が立ちはだかる。
国の予算編成に強い影響力を持つ財政制度等審議会からは、歳出改革の徹底と財政健全化を求める厳しい提言が相次ぐ。財源なきバラマキは許されないという正論と、これ以上の負担増に耐えられない国民世論との板挟み。政府がどれほど耳当たりの良い政策パッケージを打ち出そうとも、最終的に誰がそのコストを支払うのかという問いから逃れることはできない。