Gジャンの洗濯で失敗しない!色落ちと縮みを防ぐ職人直伝の極意
洗濯そのものと同じくらい、あるいはそれ以上に命運を分けるのが「脱水」と「乾燥」の工程だ。ここで手を抜くと、取り返しのつかない型崩れや変色に見舞われることになる。
脱水機にかける時間は、最長でも1分程度。水滴がボタボタと垂れない程度で十分だ。長時間高速回転させると、遠心力によって強烈なシワが刻まれ、そのシワ部分だけが白く色落ちする「アタリジワ」の原因になる。脱水が終わったらすぐに取り出し、両手でパンパンと叩いて全体のシワを丁寧に伸ばす。
そして、絶対に避けるべきなのがコインランドリーの高温タンブラー乾燥機と直射日光だ。急激な熱風はセルロース繊維を過剰に収縮させ、革パッチを硬化・ひび割れさせる。乾燥は、風通しの良い日陰での「吊り干し」一択。
干す際は、針金ハンガーではなく、肩幅に合った厚みのある木製ハンガーやジャケット用ハンガーを使用する。肩先が飛び出ることなく、立体的な美シルエットを維持したまま乾かすことができる。