ゴミ箱から次世代バッテリー、そして宇宙へ——2026年「カニの殻」が起こすバイオ素材革命の全貌
地球上の問題解決にとどまらず、研究者の視線は宇宙空間にも向けられている。
欧州宇宙機関(ESA)や各国の宇宙ベンチャーは、火星の土壌(レゴリス)とキチンを混合した強度建築資材「バイオコンポジット」の研究を深めている。地球から重い資材を輸送することなく、宇宙農場での副産物を利用して基地を建設する構想だ。軽量でありながら高い耐久性を誇る生物由来素材は、人類の星間進出を支える重要な基盤技術として真剣に検証されている。