鍋の焦げ付きは重曹でスルリ!煮沸テクとアルミ鍋Ngの理由を解説
何度か重曹で煮沸しても鍋の焦げが重曹で落ちない原因は、焦げが長期間放置されて完全に炭化・ガラス化しているか、あるいは焦げの中にカルシウムやミネラル成分が何層にも重なって強固なバリアを作っているためです。
そんな手ごわい焦げには、より集中的なケアが威力を発揮します。
① 頑固な焦げを包み込む「重曹ペースト」の作り方
鍋のフチや外側など、煮沸液が行き渡らない場所やピンポイントの焦げには頑固な焦げ用の重曹ペースト作り方を試してください。重曹と水を「2:1〜3:1」の割合で練り合わせ、ペースト状にします。これを焦げに直接厚めに塗り、乾燥を防ぐために食品用ラップを貼り付けて30分〜2時間ほど密着パックします。その後、丸めたラップをスポンジ代わりにして優しく円を描くように擦ると、重曹のマイルドな研磨力と相まって焦げが浮き上がります。
② 「重曹+お酢・クエン酸」の合わせ技による発泡パワー
鍋の焦げ落としにおける酢と重曹の組み合わせは、頑固な焦げに対する強力な裏ワザです。焦げ部分に重曹をまんべんなく振りかけ、その上からお酢(または水に溶かしたクエン酸)を回しかけると、シュワシュワと大量の炭酸ガス(二酸化炭素の泡)が発生します。この激しい発泡現象が焦げと鍋肌の隙間を押し広げ、固着した汚れを物理的にリフトアップしてくれます。
なお、重曹とクエン酸の鍋の焦げに対する働きの違いを理解しておくと日々の手入れが格段にスムーズになります。油・肉・魚・焦げ付きなどの「酸性の汚れ」には重曹が効き、水垢・カルキ・魚の生臭さ・アルミ鍋の黒ずみなどの「アルカリ性の汚れ」にはクエン酸(お酢)が効きます。焦げの種類に応じて使い分けるのがベストです。